『Unofficial Open Studio Kyoto』は、関西のアートフェア『ARTISTS’  FAIR KYOTO 2023』（以下AFK）と時期を合わせて開催する作家発信型の新しいオープンスタジオイベントです。

​

本イベントは、自身が過去にAFKに出展作家として参加した経験を踏まえ、普段公開されることのあまりないアトリエを解放し、制作現場の空気の中で、来場者と作家が言葉を交わせる貴重な機会を創り出します。

​

今後も継続的に開催することを見据え、アートマーケットへ異なる視点から接続することでアーティストの制作環境のさらなる発展につなげていきます。メインのフェア会場で感じられるマーケットの活況に制作現場の空気が加わることで、これまでより一層身近に京都で芸術に触れられる機会を創出します。

京都にアトリエを持つ若手作家を中心に、徐々に公開アトリエの数を増やし、地域との連携を目指していきます。

 

また、オープンスタジオに合わせて、松林院の日蓮聖人降誕800年を機に制作した襖絵《蓮池図襖》の公開と、日没後からは和蝋燭での鑑賞を実施いたします。

松林院の襖絵は通常一般公開されていません。松林院の襖絵の特別な鑑賞体験を通し、新たな絵画の魅力を発見できる機会となります。