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solo exhibition

​※会期が1月21日(月)まで延長になりました。

 今月23日よりホテルアンテルーム京都にて墨を使った平面、フィルムを使ったインスタレーションを展示する 品川亮個展「Aphotic Utopia」を開催します。

 

 私はきっととか大丈夫と言った言葉が好きです。それは根拠のないもので、お守りやお祈りに近いものです。絵を描くのもそれに近いのかもしれません。つまり、確信があるわけでもなく、決定的なものではないけど、より良い方向へ向かうための灯台のようなもの、という感じです。

 私は花の匂いとか川の色も好きです。それらは時間とともに変化するものであり、写真や絵画に収めたところで決して手に入れることのできないものです。そういった手に入れることのできないものだからこそ、それらに対する憧れのような、所有欲のような感覚があって、でも誰一人手に入れることができないという確信もあって、結果的に好きだ、ということなのかもしれません。

 

 今回展示する作品は墨の滲みや光の反射など、思い通りにできないとわかっているなかで何ができるか、ただ筆を動かし、その場その場で反応、選択し、それらを自分の作品にすることができるか、という実験的な、でも理想を求めて意地になるようなことはせず、快楽的に、でもやっぱり苦行のような、いきていくための修行のような行為です。自分では制御できないものを作品として作ることができたら、花の匂いや川の色のような変化していくものを手に入れれるような、コレクションできるような気がしています。また、計画的ではない分、またコントロールすることを初めから放棄している分、現実社会で突然現れる変化に対応すること、様々な人間関係の中で生き抜くことへの訓練、修行という感じでもあります。

 

 モチーフや道具などは日本に馴染みのあるものが心地よく、今はとても使いやすいです。それはおそらく日本文化の柔軟性によるのではないか、と考えています。日本文化における単純化された表現や、間という概念、支持体である紙そのものやそれらを飾る日本家屋といった物質自体も非常に柔軟で、必要に合わせて収納、変化させることができます。世界的に個人主義、排他的になっていく風潮であるからこそ、日本文化のフレキシビリティがとても魅力的に感じれるのかもしれません。

 

 会期中、在廊予定はございませんのでお越しいただける際は是非ご連絡ください。また、展覧会初日の11月23日 (金/祝) にはレセプションパーティーをもうけました。ご都合がよろしければ是非ご参加ください。

品川 亮

出品作品

​展覧会概要

品川亮 個展

Aphotic Utopia

2018年11月23日|金|– 2019年1月14日|月|

​11: 00 - 21: 00

レセプションパーティー
11月23日|金| 18:00 – 20:00

 ※ご入用の方はコンタクトよりご連絡ください。

展覧会DM

 ※クリックすると拡大します。

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